ハーダンガー刺繍って知ってます?

ハーダンガー刺繍は、16世紀にイタリア(観光スポットがたくさんありすぎて、とても一度の旅行では回りきれないでしょう)から発達したドロンワーク技法を独自に発展させたハーダンガーノルウェー西南海岸に面する地方名)を発祥の地とする刺繍技法です。

16世紀当時の女性たちが身につけるエプロンやブラウスはもちろん、室内装飾としてリネン類にも、ハーダンガー刺繍が施されていました。

オリジナルの刺繍技法であるハーダンガー刺繍は、織糸を布から抜いてかがり、透かし模様を作る技法、織糸を数え、刺すステッチで構成され、ステッチの種類(コレクターは全て揃えたくなってしまうものです)の組み合わせで、自由(自分ですることの責任をとれることをいうのかもしれませんね)で斬新な幾何学模様を作る事ができます。

刺繍糸やステッチの組み合わせ、縫い目の大きさなどで、清楚にも豪華にも仕上げる事が出来るのが、ハーダンガー刺繍です。

一見して、たいへん手が込んでおり、繊細で美しい刺繍ようですよ。